2012年4月9日月曜日

関電社長、安全対策の工程表を提出 大飯再稼動問題で経産相と会談

関西電力の八木誠社長は9日午前、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を再稼働させるため、中長期的な安全対策の実施計画(工程表)を、枝野幸男経済産業相に提出した。
 関西電力は9日提出した大飯原発の工程表で、事故対応の拠点施設となる免震事務棟の設置時期を、従来より1年前倒しして2015年度とした。またフィルター付ベント装置も同年度中に取り付ける。
 八木社長が経産省を訪れ、工程表に基づき、安全対策を急ぐ方針を枝野経産相に説明。今夏の電力需給見通しの厳しさも訴えるとみられる。
 野田佳彦首相と枝野経産相ら関係3閣僚は工程表の内容を踏まえ、大飯原発の安全性について近く再協議する。
 関電は工程表で、経産省原子力安全・保安院が東京電力福島第1原発事故を受けてまとめた30項目の安全対策の達成時期を明示した。

2012年4月1日日曜日

タイタニック博物館が開館 建造地の北アイルランド



【ロンドン共同】1912年に起きた英豪華客船タイタニック号の沈没事故から4月で100年となるのを前に、船の建造地である英国・北アイルランドのベルファストで31日、世界最大級のタイタニック博物館「タイタニック・ベルファスト」がオープンした。
 館内には同船の客室などを再現。当時の資料に加え、音響技術やコンピューターグラフィックス(CG)なども駆使しながら、同船がたどった悲劇の運命を紹介する。約9700万ポンド(約129億円)をかけて建設されたという。
 初年度は約40万人の来館を見込んでおり、北アイルランド観光の新しい“目玉”として期待されている。