ドイツ・フランクフルトで17日(日本時間18日)行われたサッカーの女子ワールドカップ(W杯)で初優勝を果たした日本代表「なでしこジャパン」。「夢の世界一だ。ニッポン、ニッポン」。ブルーのユニホームに身を包んだ多くの日本人の大歓声が競技場にこだました。
日本が勝利を決めると観客は総立ちとなり、競技場内の熱気は最高潮に。フランクフルト市内の会社員、野中健次さん(43)は「チームワークの勝利。震災でみんなが闘っている姿と同じだ」と興奮気味に話した。一方、ニューヨーク出身でドイツの企業に勤めるマット・マックケルノンさん(25)は「日本は素晴らしかった。米国は前半に何度もチャンスがあったのに」と残念そう。米国から応援に駆け付けたエレン・ロゼウスキさん(28)も「米国の勝利を信じていたが、日本が一枚上手だった」と話した。(共同)
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