和歌山県太地町でイルカや鯨の追い込み網漁が解禁されたのに合わせ、米動物保護団体「PETA」のメンバーらが1日、首都ワシントンの日本大使館前で抗議デモを行い「日本はイルカ虐殺を停止せよ」と訴えた。
参加者は若者や家族連れなど約30人。プラカードを掲げ、道行く車に賛同を呼び掛けた。大使館側は対応しなかった。カリフォルニア州サンディエゴなどでも抗議行動を行ったという。
PETAの地区責任者ケイティー・アースさんは「太地町では浅瀬でイルカを突き殺しており、残酷で容認できない」と主張。捕鯨やイルカ漁は太地町の伝統だが「続けているのは少数の漁師だけで文化的遺産とはいえない。他の収入源を見つけ、残酷な伝統を人道的なものに置き換えることが可能だ」と述べた。(共同)
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