米経済誌フォーブス(電子版)は2日、「世界で最も影響力のある人物70人」のランキングを発表。野田佳彦首相が62位に入ったが、昨年27位の菅直人首相(当時)から順位を大きく下げ、国際社会における日本の影響力低下を象徴した形だ。
トップにはオバマ米大統領(昨年2位)が2年ぶりに返り咲き、2位にプーチン・ロシア首相(同4位)、3位には昨年トップの胡錦濤中国国家主席が選ばれた。
同誌は野田首相を「5年間で6番目の首相」と紹介。与党民主党の結束や東日本大震災からの復興といった課題に直面しているとした。
日本からは野田首相よりも上に、日銀の白川方明総裁が36位(同38位)、ソフトバンクの孫正義社長が60位(同55位)で入った。(共同)
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