2011年11月1日火曜日

"ドン"の意向にも耳を貸さず? 小倉優子のいまだ騒がしい事務所問題


泥沼の事務所移籍問題から一転、晴れてヘアーメイクアーティスト・菊地勲氏と結婚したタレント・小倉優子。ハワイでの挙式も無事に執り行われたが、今後の展開については不安視する声も挙がっている。
 現所属事務所「プラチナムプロダクション」に移籍後は公私ともに順調に見える小倉だが、10月28日には前事務所「アヴィラ」との契約を巡った本裁判の第一回が開かれた。7月に、同社との契約は昨年の時点で終了したとの判決をもって収束したかに思われた移籍トラブルは、いまだ解決したわけではなかったようだ。
 しかし、本裁判の公判直前になって「アヴィラ」のサイトからは小倉のプロフィールが削除された。小倉の顔写真が載っていた部分は「閉鎖中」に変更されている。「係争中のため、裁判確定までの間、小倉優子のページを閉鎖いたします。」と但し書きもされている。
「係争中ということもあり、裁判所からアヴィラに警告が入ったそうです。アヴィラは現在も求人募集などに小倉の写真を使っていましたから、掲載をストップするのは痛恨だったのでは」(芸能プロ関係者)
 移籍騒動のそもそもの発端となったのは、「アヴィラ」の前身「アバンギャルド」が08年2月に国税局の査察に入られ、牧野昌哉社長が脱税で逮捕された一件。これをきっかけに事務所に不信感を抱いた小倉は、09年5月に契約の解約通知書を送付。昨年11月、契約終了確認通知書を送ったがアヴィラ側が応じなかっため、契約解除を求めた仮処分の申し立てを行った。一方のアヴィラ側も、専属契約の確認を求める訴訟を起こし、事態は泥仕合に。しかし、東京地裁はアヴィラと小倉の契約は昨年12月末の時点で正式に終了しているとして、小倉の主張を認める判決を下した。
 裁判所の"お墨付き"も出たところで、小倉は新事務所「プラチナム」と正式に契約し、再スタート。ところが、アヴィラ側は仮処分の判決に納得できないとして本裁判を提起し、徹底抗戦の構えだ。
「アヴィラ側と懇意のメディアは、今後も小倉にとって不利となる報道をしていくと報じられています。しかし、アヴィラは"芸能界のドン"の意向にも反して今回の裁判を続けており、いつまでも味方がついてくるかは疑問」(週刊誌記者)
 アヴィラは、眞鍋かをりの移籍騒動時、「バーニングプロダクション」からの進言を反故にして訴訟を起こしていたという。
「この小倉の騒動も、アヴィラのやり方はドンの意向に反している行為。一方で、新事務所のプラチナムはきちんと筋を通しているそうで、小倉が安心して芸能活動を続けていられるのも、そのためでしょうね」(前出記者)
 アヴィラは小倉の活動に関して、テレビから雑誌まで逐一内容証明を送りいまだに契約が続いていることを主張している現状。裁判所、芸能界のドンの声に背いてまで粘るアヴィラに、擁護者が現れるとは思えないのだが......。

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