「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家、水木しげるさんが戦争を描いた作品と、当時の新聞などを展示する企画展「日米開戦70年 水木しげるの戦争と新聞報道」が5日、横浜市中区の日本新聞博物館で始まった。12月25日まで。
水木さんは太平洋戦争中、南方の激戦地で左腕を失うなどした過酷な体験を「ラバウル戦記」や「総員玉砕せよ!」などの作品に描き、戦争の不条理さを訴えてきた。企画展ではそうした作品の代表的な場面をパネル展示するほか、出征直前の水木さんの写真や戦地から父親に宛てた手紙など約90点を紹介。併せて当時の新聞や写真、言論統制に関する資料を展示し、戦争が一人一人の人間に何をもたらしたのかを問い掛ける。
入場料は一般・大学生500円、高校生300円、中学生以下は無料。問い合わせは同博物館、電話045(661)2040。
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