2011年12月2日金曜日

横浜DeNA初代監督に工藤氏就任へ


プロ野球横浜DeNAベイスターズの初代監督に元西武投手の工藤公康氏(48)が就任することが2日、確実となった。春田真新オーナーがこの日、就任を要請。候補として一本化されていた工藤氏は横浜市内で取材に応じ「ありがたいこと」と前向きな姿勢を示した。
 工藤氏は昨年西武を退団した後も現役続行を希望して、トレーニングを続けている。現役を続けるかどうかについては明らかにしなかったが、監督就任の要請があったことを認め「現役投手は(監督を)やっちゃいけないの。どっかで切らないといけないの」と現役続行へのこだわりものぞかせた。今後、家族らと話し合い、最終的な決断をするという。
 工藤氏は1982年に愛知・名古屋電気高(現愛工大名電高)からドラフト6位で西武に入団。ダイエー(現ソフトバンク)、巨人を経て、2007年から09年まで横浜でプレーしていた。史上最長の実働29年で通算635試合に登板し、224勝142敗3セーブ。

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